のれんの美
のれんには、様々な製法がありますが、僕が面白いと思うのはろうけつ染め。 これは友禅染めでいうところの色糊の部分を蝋燭の蝋で行うというもの。
ただし、色糊と違う点は蝋を布地に塗った後にひび割れてしまうことです。 色がつかないように蝋を塗るのだから、ひび割れたら意味がない、と普通はなるのにろうけつ染めは、あえてそのひび割れ利用して、人間には予想の出来ない自然の模様を生み出すことが味となっています。
陶芸で、焼き物の色を決めるのに火の入れ具合という偶然の要素が大きな役割をもちますが、それと同じで、偶然が人間の限界を超えた美をつくりだすわけです。 このろうけつ染めは、ただ蝋で絵や字を書くだけに見えますが、何重もの行程を重ねて始めて製品となります。
世の中、シンプルに見えるもの程、難しいものです。
のれんの製法について
のれんの目的は、お店を開けていますと言う、目印とともに、直接、風や光が入るのを防いでくれる効果もあるかと思います。それには、のれんの製法について、どちらかと言うと、厚めな布を使うなどの必要性があるかと思います。
俺なら、しぼりとか、藍染みたいな「のれん」があったらいいと思います(^^ゞ 一般的には木綿や麻でできているのでしょうか?!天然素材なら、さわっても人間にやさしく、木綿なら何度も洗うことが手軽だと思います。
ただし、すぐに色落ちした「のれん」では、台無しですよね・・・。 特に焼き鳥やラーメンのお店などでは、「のれん」が油汚れが目立っては、せっかく素敵な「のれん」が台無しですよ!!
そのためにも、何度も洗えるような、製法にこだわって欲しいものです♪
のれんの作り方
うちでは以前飲食店を経営していましたので、のれんはいくつか作りました。
最初作ったものは、染の、のれんで店の屋号と、何かインパクトのあるものを・・と考えていたところ、お店に置いてあった姫だるまが目に付き、可愛い姫だるまのイラストも入れてもらいました。
色は女性らしさや優しさ、温かみのあるものにしたかったので、えんじ色を選びました。 出来上がったときは、とてもうれしかったです。出来が良かったので、お店でも写真を撮ったとか。
今は残念ながら残っていませんが、一番思い出に残るのれんとなりました。 その後は、既成品に手を加えたり、染めではなく、生地に直接絵や文字を書いてもらうこともしました。こちらのほうが仕上がりは早かったですね。
白いのれんに真ん中に黒字で屋号を書いてもらいましたが、それだと、ちょっと高級店風になってしまうので、向かって左端にユーモラスな招き猫のイラストを入れてもらったところ、かなりイメージが変わり庶民的になりました。
詳しい製法はよくわからないのですが、自分でいろいろ注文をつけオリジナルのものを作ってもらうのは楽しかったです。
のれんが出来上がるまで!
のれんにもいろいろありますが布地にしてもそのデザインにしても多種多様ございます。用途や季節に合わせ布地選びも大切ですね。
また、その形もさまざまで幅が広いものから狭いもの、丈の長いもの短いもの、また、2分割(2巾)、3分割(3巾)、4分割(4巾)とそれざれありますので製法も変わってきます。
1cm単位で制作しているという細かな製法が施されていてこうしてみるとのれんの製法もなかなか技術を要するものなんですね。だからこそ見る人の目をひきつける魅力があるのかもしれません。
今度、のれんを見かけた時にはこのようにして作られているんだと言う思いでじっくり眺めてみたいと思いますね。奥の深いものであるという由縁が分かったような気がしました。
のれんってどうやって作られるの?
のれんの作り方には、いろいろな技法が取り入れられているそうです。 でも多くののれん職人に共通したおおよその部分での作り方は、のれんの下絵を描き、次に布地に下絵を糊置きし、地入れ(糊付けした上に下絵が入ります)を丁寧に行なうそうです。
そして糊が乾燥したら、のれん生地に引き染め(引染)を施します。染めが乾燥したら色落ちがしないように、固着剤と呼ばれる特殊染めを行ない、乾燥した後水洗いをします。 これでのれんの出来上がり!!
最近は、のれんも種類がでてきており、一般的にイメージされる布のタイプだけではなく、ビーズでできたのれんや小物を吊り下げたような可愛いデザインののれんもあるそうです。
時代によっていろいろ変ってくるもんですねー!!
のれんの製法
のれんの制作はどのようなものがあるのでしょうか。 のれんは昔からあるものなので、その作る方もさまざまな経験から製法を習得していることと思います。
一度のれんを作っている所を見てみたいものです。 イメージとしては、おじいちゃんが一生懸命作っている姿が思い浮かびます。のれんってとっても温かみがあって、私は大好きです。
特にうどん屋さんやラーメン屋さん、あののれんをくぐる時ってとてもワクワクしませんか?どんな美味しい物が待ち受けているんだろうって。
帰る時となると今度は美味しいものを食べてすごく幸せな気持ちでのれんをくぐります。また来るねって気持ちで。昔からあり、今後も変わらずのれんがある日本であってほしいです。
のれんの製法を若い人達にも受け継いでもらい、のれんをくぐる人を幸せな気持ちにさせてほしいものです。
のれんの製法を知っていますか?
私もですが、意外と街中で翻っているのれんの製法を知っている方は少ないのではないでしょうか。私も今までのれん制作を請け負っている会社のサイトやホームページを閲覧するまでは知りませんでした。
当然のれん制作は昔も今も続く伝統文化であるわけですから、プロの職人が請け負うわけです。しかし昨今の技術革新によって昔とは信じられないスピードでデザインの制作から作成、発送まで行われるようです。
デザインのほうは、あらかじめ決められたパターンから選ぶものや、デジカメで撮った写真やお客さん自信が作ったイラストやデザインをそのお店に電子メールで送信して行う方法も選べるようで、まさに時と場所を選ばないお店&顧客一体型の制作風景が当たり前のようになってきました。
私のお友達にも実は、オリジナルの湯飲みやTシャツを配っている方がいて、フリークリエイターの方なのですが、昨年には、その私の知っているのれんのホームページを教えてあげたところ、早速利用して、私にもそののれんを見せてくれたのですが、クリエイターらしく、デフォルメされた某玩具を声優さんのデフォルメ画&サイン入りのものを見せてくれました。
取引先への宣伝にも使えて一石二鳥だなと思いました。 のれんの製法、それは、技術革新とともに、制作時間の短縮化や利用者のイラストデザインも利用できる参加型のものへと代わってきましたね。